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 2024年
   11月
 
 昨年から分譲住宅が厳しくなる一方、非住宅木造が増えてきている。
 また、建築基準法4号特例縮小の駆け込み需要が出始めた感もある。
 県内のプレカットは盛り返しがあり仕事が増えており、今年の中では良い方と聞く。
 ただ年明けの受注には不安がかくせない。
 ヒノキの原木が少なく、柱・土台を値上げしたいところ。合板は値動きが激しくなっている。

  
 2024年
   10月
 
 市況、商況ともに先月に変わりない。
 10月中旬の業界紙に「合板市況の指標である針葉樹構造用合板は先週半ばから、
 一部で1,000円の取引か始まった」との記事が掲載された。この件、市場の弱気配はあるものの、
 当委員会でも実態と照らし疑問視する声が上がった。

  
 2024年
   9月
 
 市場は役物の引き合いはあるものの、並材に不足感がある。相変わらず厳しい需要環境だが、
 秋需でプレカットは少しましか。いずれにせよこれからの需要を掴むことが必要。
 価格はww製品で一部値下がり、またメーカーの値下げに合わせ米材製品も一部値下がり。
 その他実勢に合わせた価格調整等。

  
 2024年
   8月
 
 厳しい需要環境は変わりなく、住宅着工数は伸び悩んでいるものの、見積もり依頼は増えつつあると聞く。
 当用買いの気配が強く、荷動きも低調で価格は横ばい。
 引き続き、木材業界として企業努力は必要あるが、やはり価格転嫁の時期に来ているのではないか。

  
 2024年
   7月
 
 プレカットの稼働状況は5月、6月より増えている。国産原木の出材が悪い。
 先ごろ中国木材が平角を値上げした。WW集成管柱について市場は値上げムードだが底値横ばい。
 ラミナが値上がりしておりこの先メーカーがどう出るか。
 WW野縁・胴縁は春先価格からの調整で今期価格を下げた。
 その他針葉樹合板は先月に引き続きメーカーが値下げ、全体に15%前後のダウン。

  
 2024年
   6月
 
 住宅着工が依然厳しい中、4月はまあまあとの声も。
 需要減に伴い全体に大きな値動きなし。ベイマツの根太・タルキが4,000円の値下がり。
 その他針葉樹合板は全体に15%前後の値下がり。
 役物関係と一部建材は好調とのこと。

  
 2024年
   5月
 
 住宅需要は依然盛り上がりに欠ける。非住宅物件も発注が鈍化傾向。
 大きな値動きはないが、先月から国産ヒノキ製品を中心に値下げがみられ、関東地方はその傾向がより強い。
 円安の傾向でWW間柱はコスト横ばい、新規の仕入れを抑え当用買いの傾向。
 仕事が増えれば材料が足りなくなることも。

  
 2024年
   4月
 
 4月から物流の2024年問題を背景に、国産材製品を始めとした運賃の値上げも流動的な段階。
 建材の一部では今まで翌日着だった商品が、翌々日着となっている。
 住宅建設はここ2カ月でアパートの注文は増えてきたものの、分譲・戸建ては依然不調。
 価格も大きな動きはない。ただ、国産ヒノキ製品を中心に買手市場となり、土台、管柱、
 間柱ほかで値下げが見られる。


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